Words Works vol.001 – 世界に想いを馳せて –

今宵、初のお披露目となります。
Words Works vol.001

テーマは
– 世界に想いを馳せて –

ご参加いただきましたみなさまに、
FF14への思い想いの言葉を、
自由な感性で綴っていただきました。

素敵なSSと共に
ゆっくりと、ご覧ください。

 

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月は識る

紺碧い穹
独りで或る事に馴る

澄水を徒らに乱す澱んだ墨のように
疲労が淡い夜と混濁する

砂に滲んだそれは
独りで或る事を知る剛い殻だった

手をとれ、眼をあけよ
今宵、独りで或る事はない

works by FALLHAЯT

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わすれられないもの

私が初めて降り立った地には
素晴らしい光が溢れていた

連綿と続くこの世界の中で
螺旋階段を登るように駆け回ってきた

冷気が刺す世界を旅し
奈落に落とされもした

急ぎ背中を押されながら歩いてきて
もう一度立ち返る
脳裏に焼き付いて離れない風景

works by Lu Froy

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Dive to Allagen

あと5000年早く、
エオルゼアに生まれたかった・・・

works by Mahoyo Maja

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Your Footmark

世界はどこまでも広がっています。
どんなに目を凝らしても見えることのない、
遠くの空の下まで。

だけど、あなたの足もとに見える小さな石も
この世界のいち部分。

ここから、世界をつなごう。

あなたの歩いた足あとで。
あなたの好きな道順で。

works by Pola Camlif

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希望

世界に想いを馳せて
今日も少女は泣く

世界を哀れみ
世界を憂う

少女は希望を捨てた
少女は光を捨てた

そして今日も少女は堕ちてくる

僕はその悲しみを棺に閉じ込める

もう、二度と少女が悲しまないように閉じ込める

ただずっと暗闇の中に閉じ込める

僕は願う

少女たちが悲しまないですむ世界を

works by Sanei

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Hello, Words

世界は言葉で紡がれていく

か細い一行が、幾重にも連なって
それぞれの物語が綴られていく

こんにちは。
こんばんは。
よろしくおねがいします。
おつかれさまでした。
おやすみなさい。
また、あした。

あなたの物語は
いま、何頁まで進んだのでしょうか

あなたが見てきた全てを
たくさんの言葉を
いつか私に聞かせてください

あなたを取り巻く世界に想いを馳せながら
私も、私の物語を、紡いでいきます

works by Nyamoke Mononoke

* * * * *

 

いかがでしたでしょうか。

SSが好きで、言葉も好きな私にとっては、
どの作品も鼻血がでそうでした。(語彙力)

ご参加していただいた皆様には、心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!!

どうぞ、また次回も
気が向いたら参加してやってください!
よろしくお願いいたします!!

さて、今回は様子見ということで
参加をためらった方もいらっしゃるかと思います。
(いてほしい)
残念ながら、都合で参加できなかった方も、
また次回、8月28日公開予定のvol.002にて、お待ちしております!
(後日、正式にアナウンスいたします)

それでは!!